個人事業主の消費税について
個人事業主の消費税について質問させていただきます。2020年の収入が1000万円を超えた場合,2022年は課税業者になるかと思うのですが,1人親方の大工として,手間受けという形で収入を得ている場合は,[収入-必要経費=所得]の10%が支払う消費税という認識で合っているでしょうか?売り上げにそのまま消費税がかかるのか,経費を差し引いた金額になのかが理解できていません。
あと青色申告と白色申告では消費税に関して何か違いはあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答
簡単にいうと、原則的な消費税の計算は、課税売上に係る消費税(ご質問の収入に対する消費税)から課税仕入れに係る消費税(ご質問の必要経費の内、消費税の課税対象であるもの)を控除して、差引計算により納付税額又は還付税額を算出します。
結果的に、ご記載のような収入-必要経費が納付又は還付の消費税に近いイメージになりますが、計算過程が異なりますので完全には一致しません。
なお、基準期間(2年前)の課税売上高が5,000万円以下の場合、届出により簡易課税制度を選択することができますが、こちらは事業区分によって、課税売上に係る消費税から課税売上に係る消費税×〇%をみなし控除しますので先の原則的な計算とは異なります。
消費税そのものは青色申告と白色申告で違いはありません。
回答ありがとうございます。イメージは掴めました。ありがとうございます。ちなみに計算過程というのは職種によって又は収入形態によって変わるという事でしょうか?
原則的な計算方法では職種や収入形態での違いはありません。
本投稿は、2020年08月23日 21時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。