消費税の納税が必要か否かの判定
こんにちは
私は以下のような収入源を得ています。
①インターネット掲示板で見つけてきた個人間取引による課題代行作業の報酬
②個人事業をしている友人の事務作業の手伝いによる報酬
③チャットレディの報酬
④ファンクラブサイト「Fantia」でのメディア販売による報酬
⑤株、FX、仮想通貨による収益
・この場合、⑤は消費税非課税の取引で、またその他全ては雇用関係ではないため給与ではなく報酬(売上)だから①+②+③+④の報酬の年間合計額が1000万円を越えたら翌々年度に消費税の納税義務が発生する、という認識でよろしいでしょうか?
・また、年間売上額が1000万円を越えた場合は翌年度に売上額が1000万円を下回った場合でも翌々年度に消費税の納付義務が発生するのでしょうか?(売上額を調整して1000万円以上と1000万円以下の年を交互に繰り返すことで消費税の納付義務からは逃れられないということでしょうか?)
税理士の回答

長谷川文男
売上額を調整して1000万円以上と1000万円以下の年を交互に繰り返すことで消費税の納付義務からは逃れられないということでしょうか?
売上は、作業等をした年の年分の課税売上となります。売上額の調整とは、作業等をやる時期をずらすという意味なら可能です。実際にもらう時期をずらすというのは無意味です。
この場合、課税事業者になったり、免税事業者になったりを繰り返します。あくまで、前々年が課税売上1000万円を超えた年は課税事業者になるので、前年が1000万円以下でも、翌年が免税事業者になるだけです。
①+②+③+④の報酬の年間合計額が1000万円を越えたら翌々年度に消費税の納税義務が発生する、という認識でよろしいでしょうか?
その通りです。
本投稿は、2021年04月04日 22時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。