請求書 消費税の端数処理について
「税抜価格」を基に「税込価格」を設定する際、円未満の端数が生じることがありますが、その端数をどのように処理 (切捨て、切上げ、四捨五入など)して「税込価格」を設定するかは、それぞれの事業者の判断によるものと理解し、今まで四捨五入で統一し請求書を発行していました。
しかしこの度1社から端数処理は切捨てで請求書を出してもらえないかと打診されました。今までも端数処理は四捨五入で行い何度も同社と取引がありますがこの度初めてこのようなお話合いになりました。
本来向こうの仕訳に合わせる必要はないかと思いますが相手方がひきません。取引先によって端数処理の仕方を変えることは混乱の元と思い、こちらとしてはやりたくありません。
請求書ごとに端数処理を変えることでこちらに不都合はありますか?そもそも統一する必要はないのでしょうか?
税理士の回答

竹中公剛
請求書ごとに端数処理を変えることでこちらに不都合はありますか?そもそも統一する必要はないのでしょうか?
令和5年の10月からは、帳簿に請求書通りに記載します。
一社で、毎月のことでも、年間で、多くて12円です。
何も影響ないと考えます。
もらうお金が12円(多くて)損をするだけです。
ご回答ありがとうございます。
切り上げ、切り捨て、四捨五入のうち四捨五入を選択し消費税仕訳を行っていましたが、それは決算まで一貫している必要はないのでしょうか?
一請求ごとに切捨て、切上げ、四捨五入などの判断をしても特に問題ないということでしょうか?
端数処理の方法に関して切り捨てで取引先に統一をお願いをされましたのが今回の発端ですが、そもそも消費税処理に関して四捨五入なり、切捨てなり、企業間で統一する必要はあるのでしょうか?

竹中公剛
切り上げ、切り捨て、四捨五入のうち四捨五入を選択し消費税仕訳を行っていましたが、それは決算まで一貫している必要はないのでしょうか?
一貫している必要はありません。
実際の税抜きと消費税を合わせる必要があります。
一請求ごとに切捨て、切上げ、四捨五入などの判断をしても特に問題ないということでしょうか?
問題はありません。
上記記載。
端数処理の方法に関して切り捨てで取引先に統一をお願いをされましたのが今回の発端ですが、そもそも消費税処理に関して四捨五入なり、切捨てなり、企業間で統一する必要はあるのでしょうか?
ありません。
請求された通りを、帳簿に記載する。
請求した通りを、帳簿に記載する。
それだけです。
消費税が間違っている場合には、相手側に、正しくすることを求める必要はあります。
返信まで頂戴し、ご丁寧に有難うございました。
本投稿は、2021年07月02日 13時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。