退職金控除額に関する確認(会社合併による勤続年数)
会社の制度が途中で変更されて、確定給付企業年金(DB)→確定拠出型年金(DC)に変更になりました。
また、このタイミングで複数の子会社が合併して社名も変更しています。
会社の人事では38年勤務となっていますが、年金を管理している部門からは、
勤続年数は、それぞれの年金を納付している期間(DBが21年、DCが17年)となり、
それぞれの退職金控除額は、以下の通りとなると言われました。
確定給付企業年金(DB) 1986~2007(21年) 退職金控除額:910万円
確定拠出型年金(DC) 2007~2023(17年) 退職金控除額:680万円
DBは控除額内ですが、DCは投資信託で運用していたこともあり、控除額を大幅に超えています。
年金を管理している部門が言っている上記の見解は正しいのでしょうか?
税理士の回答

土師弘之
確定給付企業年金(DB)及び確定拠出型年金(DC)の一時金に係る退職所得控除額は「勤続年数」ではなく「掛金を掛けている期間」で計算しますので、
確定給付企業年金(DB)21年 退職所得控除額:870万円
確定拠出型年金(DC)17年 退職所得控除額:680万円
となります。
なお、確定給付企業年金(DB)が21年であれば、
40万円×20年+70万円×1年=870万円
となるはずです。1年分(40万円)多く計算しているのではないかと思われます。
ありがとうございました。
かなり、税金を収めることになりそうです。
再雇用で働くので、iDeCoに加入して、退職金控除額を増やしてから、一時金で受け取るようにしようと思います。
本投稿は、2023年11月15日 11時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。