ライブを主催する任意団体の税金について
私は現在高校2年生で、高校生の出演するライブを企画する任意団体を立ち上げたいと思っています。
そこで、団体の運営にかかる税金について教えて頂きたいです。
団体の詳細は、
・10人程度のスタッフ
・スポンサー、クラウドファンディング、イベントの入場料、参加費などから運営資金を調達
・年2回入場料ありのイベントを行う
自分でも調べてみましたが、詳しく分からなかったので回答よろしくお願いします。
税理士の回答

お尋ねの団体は、「人格のない社団等(法人税法2八)に該当すると考えられ、この場合は、収益事業を行ったときには課税対象となります。課税される収益事業とは、法人税法施行令5に列挙されており、このうちの興行業に該当するか否かの判断になります。
ここで、法人税基本通達15-1-53において、「慈善興業」が定められており、この慈善興業に該当すれば、「興行業に該当しない」と取り扱われています。ここでは、一つ条件が付されており、「所轄税務署長の確認を受けたもの」とされています。
なので、具体的な事業計画や収支見込を持参して、その任意団体の本部(代表者のお住まいや団体の打ち合わせ場所)を所轄する税務署の法人課税部門にお尋ねになることをお勧めします。
なお、個人的には、上記法人税基本通達15-1-53の(2)に該当して収益事業から外れる可能性が高いと思います。すべては、きちんとした団体規約と事業計画並びに説明にかかっていますので、頑張ってください。
本投稿は、2023年12月30日 02時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。