源泉税負担を含んだ請求について
当社の取引先A社からの依頼で、元従業員に講演をしてもらいました。講演代はA社から当社へもらい、当社から元従業員へ支払います。
元従業員へ源泉税を差し引いて1万円〔消費税込み〕を支払う予定で、A社が源泉税1100円ほどを負担してくれます。その際のA社への適格請求書をどのように作成したらいいでしょうか。源泉税部分は税率0%、項目として、源泉税負担分で問題ないでしょうか。
税理士の回答

西野和志
10000円だと、10.21%だから1021円ですよね。元従業員には、消費税プラスして9979円支払い。
考え方として、取引先が源泉徴収する所得税を負担するという考えかたはないので、何らかの外注費的な支払いとすべきと考えます。なので1000円支払いの消費税100円となる。
ありがとうございます。本来の講習費10000円に加えて源泉所得税1021円、合計11021円に消費税をかけて請求でいいでしょうか。
あと、もう一点、実費交通費を請求します。26000ほどで、こちらは取引先A社に税込で26000円請求を行って、元従業員には源泉差引後の支払いでいいでしょうか。

西野和志
源泉徴収も、消費税も、基本は、10,000円です。源泉徴収1,021円消費税1,000円
です。なので、実際の支払い額は、9,971円です。源泉徴収の預かり金が、1,021円となります。
26,000円については、同様に取り扱うのか、実費精算なのかだと思います。
本投稿は、2024年10月19日 00時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。