金(GOLD)売却時の課税範囲について
金貨やインゴットなど金の購入を考えています。
例えば金の販売価格1g=5,000円の時に200g計100万円分を購入して
クレジットカード手数料4%掛かった場合、購入価格は104万円になりますが、
仮にその後金価格が上昇して売却価格1g=1万円になった時に全量売却すると
売却額は200万円になります。(カード手数料の発生に対する是非は割愛)
この時、課税対象としての売却益は200万円-100万円の「100万円」になりますか?
それとも200万円-104万円の「96万円」になりますか?
税理士の回答

出澤信男
課税対象の売却益は以下のように取得費(購入価額+カード手数料)104万円をひいた96万円になります。
売却価額200万円-取得費104万円=売却益96万円
200万円-104万円の「96万円」で、問題ないと考えます

加門成昭
売却益としては96万円ですが、金の売却は通常は譲渡所得となり、売却益から50万円の特別控除を差し引いた残りの金額が課税対象の所得として他の所得と合計して税額計算されることになります。
なお、購入してからの保有期間が5年を超えている金を売却した場合には、上記の50万円を控除した後の金額を1/2に軽減した額を課税対象の所得として他の所得と合計することとされています。
国税庁タックスアンサーNo3161を参考にご覧ください。
こちらのサイトは初めての利用になりますが、
こんなにも早く複数の税理士様からの御回答を頂けてありがとうございます。
ベストアンサーはシステム上、一つしかつけられませんでしたが
御回答くださいました全ての税理士様に感謝申し上げます。
本投稿は、2019年07月07日 17時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。