副業の法人の役員報酬について
副業の収入が500万ほどあるため法人化を考えています。
本業のサラリーマン収入1200万に対し、
副業の役員報酬はいくらに設定するのが税務上最も有利でしょうか。
副業禁止ではなく、本業に副業をしていることは伝えていますが、
副業の収入を本業に知られたくありません。その場合どうすればいいでしょうか。
税理士の回答

中島吉央
どちらにしろ、住民税、社会保険の関係で、いくらぐらいの役員給与があるかわかってしまうと思われます。
早速の回答ありがとうございます。
住民税・社会保険の関係で役員報酬がだいたいいくらかわかってしまうのは了解しました。
それはしかたないとして、法人税と役員報酬の所得税の合計を一番小さくするには役員報酬をいくらくらいに設定するのがいいでしょうか。

中島吉央
サラリーマンで1200万円の給与収入があるならば、役員給与をとらないで法人税等で払ってしまったほうがよいと思われます。
ご回答ありがとうございました。
たびたびすみませんが、もう一つ質問です。
役員給与を取らないのであれば、法人の利益は法人内に貯まる一方で役員には還元されないように思います。役員給与以外の方法で役員に利益を還元する方法はあるのでしょうか?

中島吉央
通常は、配偶者を役員とし役員給与として流すのが一般的ですが、後は、配当しかありません。ただし、配当はあまりおすすめできません。
配偶者がおらず、配当は合理性がないのであれば、本人の役員給与として処理するしかないということでしょうか?

中島吉央
法人を気長に持っていればいいと思います。サラリーマンをしているといっても、いつまでやっているかはわからないですし、定年後に、持っている会社の役員をやってもいいと思います。
法人に利益を留保する方法があることは理解しましたが、やはりある程度の手取りが今欲しい場合は役員給与として支払うしかないのでしょうか。
本投稿は、2020年02月23日 22時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。