両建てを用いた税の繰延は合法ですか?
FX、株、仮想通貨などの取引では同じ量の売りと買いのポジションを同時に保有する両建て取引というものがあります。
この場合、例えば片方のポジションで100万円の損失が出た場合、もう片方のポジションでは100万円の利益が出ているというように常に合計評価損益が0になります。
これを用いて年内に損の出ているポジションを決済し翌年に利益の出ているポジションを決済すれば、含み益に対しては課税されないことから赤字により今年の所得が100万円減り来年の所得が100万円増える、というように税の繰延をすることができると思います。
この手法は合法なのでしょうか?
また、特に海外FXは総合課税の雑所得であるから雑所得内の損益通算を利用することによりメルカリやライブチャットの収益など他の雑所得も来年に税を繰延できると考えているのですが、問題ないでしょうか?
税理士の回答

安島秀樹
問題ないと思います。そうしたらどうですか。
このように税を繰延した上で非居住者になり香港やシンガポールなどキャピタルゲイン税のかからない国に、出国税のかからない範囲で移住してしまえば租税回避できてしまう気がするのですが合法なのでしょうか?

安島秀樹
税金のことを考えて移住というのもあるのかもしれませんが、生き方の問題かなと思います。
本投稿は、2021年04月13日 04時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。