家族の扶養を外すと住民税、所得税はどのように変動しますか?
中小企業の会社員です。
扶養の移動で住民税や所得税がどう変わるかを教えて頂きたく、今回相談させて頂きました。
現在の家族構成ですが、
・自分(会社員、48歳、年収500万)
・配偶者(パート、46歳、年収300万)
・子供(一人、18歳、学生)
・母(無職、72歳、年金受給者)
現在、子供と母は私の扶養に入っておりますが、家族全体でのデメリットが無いのであれば配偶者に一人扶養を移そうかと考えております。
その扶養の移動にメリットがある場合、誰(自分又は配偶者)に誰(子供又は母)を扶養させたらいいでしょうか?
但し、今年の配偶者の収入が減る可能性(200万前後)はあります。
良いアドバイスをよろしくお願い致します。
税理士の回答
ご夫婦の現在の年収を前提で考えますと、ご主人の方が税率が高いためお母様とお子さんはご主人の扶養親族として控除された方が宜しいと思われます。
奥様の年収が下がる場合には尚更になります。
なお、ご主人の他の所得控除(例えば医療費控除など)が多額に発生し、課税所得金額が奥様よりも小さくなる場合には、お子さんの扶養控除を奥様で適用した方が得になることも考えらます。常にお二人の年収と所得控除の金額をチェックして検討する必要がありますのでご留意ください。
宜しくお願いします。
服部様
お忙しい中、わかりやすい回答ありがとうございます。非常に参考になりました。
妻とも相談して今後の件を決めたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
本投稿は、2017年07月20日 11時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。