税理士ドットコム - [税金・お金]2000万円の会社員と2500万円の個人事業主 - 社会保険料を勘案せず、基礎控除以外の所得控除が...
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2000万円の会社員と2500万円の個人事業主

事業にかかる経費がない(0円)とすると、会社員での2000万円と個人事業主での2500万を比べると、手取りや税金の面で個人事業主のほうが良いでしょうか?それとも500万の差だと同じ位でしょうか?

税理士の回答

社会保険料を勘案せず、基礎控除以外の所得控除がない前提で回答します。
会社員
所得税及び復興特別所得税・((2,000万円-給与所得控除195万円ー基礎控除48万円)×33%-153.6万円)×1.021=約435.2万円
住民税・(2,000万円-給与所得控除195万円-基礎控除43万円)×10%=176.2万円
合計 約611.4万円
税引後の可処分所得・2,000万円-611.4万円=1,388.6万円

個人事業主(青色申告特別控除65万円として)
所得税及び復興特別所得税・((2,500万円-青色申告特別控除65万円-基礎控除48万円)×40%-279.6万円)×1.021=約689.4万円
住民税・(2,500万円-青色申告特別控除65万円-基礎控除43万円)×10%=239.2万円
合計 約938.6万円
税引後の可処分所得 2,500万円-938.6万円=1,561.4万円

税金以外では、会社員であれば社会保険料の半分が会社負担で将来厚生年金も国民年金に加算して受け取れる、退職金制度があれば退職金も受け取れる
個人事業主は国民健康保険料と国民年金保険料は全額自己負担、将来の年金は国民年金のみ、退職金もなし

本投稿は、2022年06月15日 15時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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