欠損金の繰り戻し還付について
数年後に会社を解散・清算しようと思っています。
解散にあたって、会社が所有していた不動産を売却したところ売却益が出たので今期は法人税の納税がありそうです。
ただ、本業は赤字なので翌期以降は赤字が続きそうなのですが、この場合は欠損金の繰り戻し還付を受けたほうがいいでしょうか?
繰り戻し還付を受けず、その後一度も黒字が出ることなく解散した場合と比べてどちらのほうが有利ですか?
それと、翌期が赤字で繰り戻し還付を受け、
その次の期も赤字だった場合は2年連続で繰り戻し還付を受ける事はできますか?
税理士の回答
今期は売却益により黒字(納税)、来期予想は赤字ということですね。
来期になってから最終判断かと思いますが、要件を満たすならば繰り戻し還付を受けた方が良いでしょう。
黒字が一度も出ずに解散まで至った場合には、今期の納税は取り戻しがききません。数値的には還付を受けた方が有利です。
デメリットとしては、税務調査へ入る可能性が高まります。しっかりと帳簿を作成しましょう。
ちなみにその次の期も赤字だった場合でも、2期遡って(2年連続)で還付を受けることは残念ですができません。
理解が深まりました。ありがとうございます!
本投稿は、2025年04月01日 15時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。