退職所得の受給に関する申告に関して

寺院の住職退任につき、新住職交代につき、扇子料、退職金を数千万円頂戴します。
退職所得の受給に関する申告に関して　
給与→１年・1720万円　扇子料退職金　6000万　
退職金は３回に分けて受け取る　２０００万×３　　又は一括　
受取方法、減税など上手にする方法をご教授頂ければ幸いです。　

　

　　

税理士の回答

増井誠剛

税理士法人CROSSROAD

1. 大阪府
2. 大阪市中央区

節税分野に強い税理士 です。

目先の節税だけではなく、未来を見据えた資金戦略を

、「退職所得の受給に関する申告書」を提出すれば、退職金は退職所得控除＋1/2課税となり、圧倒的に有利です。一括で6,000万円受け取る場合、控除後でも課税所得が膨らみ、所得税率が跳ね上がる可能性があります。一方、2000万円ずつ分割受取にすると、各年が“退職”とみなされず、雑所得や一時所得として扱われるリスクがあり、1/2課税が使えない可能性も。税務署の判断次第となるため、一括受取＋申告書提出が王道。ただし、住職を退いた後の“年収”がない年に受け取ることで、課税負担の少ない年を選ぶと、より賢く減税できます。

本投稿は、2025年04月04日 16時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。