自動車賃貸契約書(個人ー会社間)
一人社長の法人です。社長個人名義で中古車をローンで購入しました。100%業務での使用となります。「自動車賃貸契約書」を作成し、後述の費用を明記して会社からもらうつもりでいます。①ローン月額 ②購入時の自賠責保険、登録料などの諸経費 ③任意自動車保険料 ④車検、その他定期メンテナンス費用 ⑤自動車税
以上5項目、問題ないでしょうか。⑤の自動車税についても大丈夫でしょうか。
会社から個人に支払ってもらった場合、個人の収入になり確定申告が必要なことは承知しております。実費100%で利益を乗せるつもりはありませんが、その場合でも確定申告必要になりますでしょうか。また、減価償却のことも考えないといけないでしょうか。その他注意事項などご教示頂けましたら幸いです。
宜しくお願いします。
税理士の回答

本田文利
ご相談者の場合、自動車の名義を個人名義にし、ローン代を含む全ての経費を会社に負担させる方式のように思われます。
この場合、単に個人が負担すべき車の購入経費を会社へ負担させ、個人所有で使用しているだけと見られ、社長への認定賞与(損金不算入)になる可能性が高いです。
さて、会社経費ですが、会社に貸す場合、実際の支出したガソリン代などは経費とすることが可能と思われます。しかし、個人所有車は、税務署では100%会社での使用とは通常認めていないのが現状です。
また、リース料は通常「車の減価償却費≧リース」を設定しているところが多いようです。これは、社長個人の賃料所得が0になるためです。
会社の資産とされるのが一番と考えます。
本投稿は、2019年09月25日 14時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。