プライベートカンパニーの利点について
プライベートカンパニーの利点について教えてください。
複数の場所から収入を得ており、ネットで調べたプライベートカンパニーの損益分岐点である年収700万円は超えております。これらをプライベートカンパニーに集約した際のメリットについてご相談させてください。
1. 法人で受けるとる方が法人税が安くなりますが、その後は法人として経費で落としていくことが前提でよろしいですか(そこから自分に給与を払えば結局同じになってしまう)?
2. プライベートカンパニーの役員として家族に報酬を支払うというのは、僅かながらですが相続税・贈与税対策として利用できますか?
3. 既に自分が代表の会社があります。1.と重複しますが、経費で落とすことが最大の利点とすると自分の会社とプライベートカンパニーに大きな差を見出せません。またはプライベートカンパニーだと経費項目の幅が広いなどあるのでしょうか?
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答
1. 法人で受けるとる方が法人税が安くなりますが、その後は法人として経費で落としていくことが前提でよろしいですか(そこから自分に給与を払えば結局同じになってしまう)?
⇒法人に資金を留保し、数十年後に退職金として個人資金にするという方法は活用できます。
2. プライベートカンパニーの役員として家族に報酬を支払うというのは、僅かながらですが相続税・贈与税対策として利用できますか?
⇒家族に報酬を分散するとご自身に集中する場合と比べ、所得税の税率負担が安くなる点や相続財産として預金が留保されない、また相続人の将来の相続税準備ができるといったメリットがあります
3. 既に自分が代表の会社があります。1.と重複しますが、経費で落とすことが最大の利点とすると自分の会社とプライベートカンパニーに大きな差を見出せません。またはプライベートカンパニーだと経費項目の幅が広いなどあるのでしょうか?
⇒自分の会社もプライベイトカンパニーも法人である以上、同じです。あえてお答えするならば「自分の会社」というものが従業員を多く採用し、事業会社として株価がある程度高いといったこものであるならば、プライベイトカンパニーを株式保有会社として利用される場合や売り上げをプライベイトカンパニーを通すことによって消費税の課税を少しでも減らすといった利用はされます。
本投稿は、2020年08月23日 22時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。