年収960万サラリーマンが副業利益330万円が確定してるなら個人事業主?すぐ法人化?
《現状》
現在年収:960万円(月収80万円)サラリーマン
2021年業務委託売上見込み:330万円
家族構成:6人(専業主婦の妻39歳、長女13歳、次女9歳、3女5歳、4女3歳)
私は8月末で退職予定のサラリーマンです。7月19日から3ヶ月間は月110万円でコンサル業務を業務委託契約で受諾予定で、11月1日から副業可の会社に転職する事も決まっております。したがって来年もサラリーマンをしつつ副業を行いたいと思っています。
副業としては、既に受注しているようなこれまでの経験を活かしたコンサルティング業務、SNS動画配信による広告収入、SNS動画制作受諾などを考えております。今後行う副業は、殆ど原価等が発生するものは行うつもりはございませんので、見込み原価は月額料金の動画編集サービスなどで年20万円弱です。
副業に加え、現資産2200万円と来年頃に受け取る他界した父親の遺産2500~3000万円を合わせた5000万円程度を投資信託とETFに回したいと思っています。すぐに利益を出す必要はなく、十数年後まではひたすら副業利益を投資に回して複利で増えた資産を4%ルールで取り崩したいと考えております。
子供が4人いますが、サラリーマンとしてはそこそこ高い給与を頂いており児童手当や高校無償化について所得制限に抵触してしまう状況です。とにかくサラリーマン年収と副業で得られる収益に対して可能な限りの節税を施して手取り額を高め、高めた金額は十数年後のために投資に回していき、十数年後に投資を切り崩して生活が出来るようにしていきたいと考えております。
節税という観点では法人化した方が幅が広がるのではないかと考えますが、消費税など2年間は個人事業主の方が良いのでは?という考えもあり、迷っています。お知恵を頂けると幸いです。
税理士の回答

私が見てる範囲でもサラリーマンの方の副業法人化は、ここ最近、ものすごく増えています。なお、売上が330万円くらいなら、消費税についてあまり考えなくてよろしいかと思われます。
ただ、相談者様は転職を予定されているとのことなので、しばらくは法人化せずに様子見するのがよろしいかと思われます。今と状況が大きく変わるかもしれませんので。
来年に入られてから、再度、検討されるとよろしいかと思われます。
中島先生お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
売上が330万円でも、1000万円になったとしても一般的に経費とみなして頂ける費用の計上を行って最終利益は赤字にならないギリギリのラインを目指したいと考えており、仮に2,000万円だと利益が相当額出るという事なら受諾量を減らして売上のトップライン自体を下げたいと思っております。
もし問題なければ、追加で以下3点ご回答いただけると幸いです。
①来年どうなっていれば法人化を再検討すべきなのでしょうか
②法人化し、仮にコンサルティング業務で1000万円売上、経費が450万円で、500万円投資信託を購入し、売却益および配当益が1円もなければ、法人の年間利益は50万円という認識であってますでしょうか?
③もし②が認識の通りの場合、個人事業主の場合でも同様に年間利益は50万円ですか?それともその場合は、投資信託に回した500万円も利益ですか?

①本業をしながらでも、副業の売上が順調にあげれる状態であれば、迷わず法人化がよろしいかと思われます。
②③投資信託の購入は現預金から投資信託にかわっただけなので、経費となりません。よって、550万円の利益です。
中島先生
さっそくの丁寧なご回答ありがとうございます。
本業と継続して売上があげられる状態を半年維持し、利益550万円程度見込める段階で法人化をしたいと思います!ご丁寧なご回答本当にありがとうございます。
本投稿は、2021年06月20日 15時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。