早期退職して専業投資家になり2年近くになります。法人化した方がいいのか迷ってます。
毎年の投資益は、2000万程度
昨年は、272,245,229円の利益にて確定申告、今年は、1億程度になりそうで、今までは源泉徴収なしで、自分で確定申告しておりました。今年は約5400万の納税を済ましました。今年から源泉徴収ありにしております。健康保険は会社員時代の継続任意健康保険、国民年金加入、夫婦二人、年齢は私が49才妻42才、家は持ち家、借金やローンはゼロです。純金融資産は約4億(不動産含まず)、資産金額が大きくなってきたので、節税等にも限界が出てきたので法人化やトータルコスト(健康保険料、ふるさと納税、経費に出来るものは経費で節税)での節税方法がご相談したい。
税理士の回答
ご質問ありがとうございます。
投資の利益はどのようなものか分かりませんが、
「源泉徴収なし・あり」の言葉から、
株式の利益(もしくはFX)などと考えて回答します。
結論を言いますと、節税の対策は少ないです。
◆法人化
上記の投資利益であれば、
法人口座で取引すると法人税がかかるので、
これまでよりも税負担は大きくなります。
法人を作り役員報酬で配偶者に分散しても、
あまり意味がないと思われます。
理由は、個人の株式の利益は20%と低率だからです。
法人だと、大きくなると税率は40%近くになり、
役員報酬を払うと、最大55%の税率になります。
別事業を始めるなどあれば、
法人を作ったほうが有利のことはありますが。
◆節税策
1.小規模企業共済 年間84万円
投資家で加入できるか微妙ですが、
一度問い合わせてもよいかと思います。
2.iDeCo(イデコ) 年間81.6万円
国民年金のようなので、iDeCoを加入してはどうでしょか?
安定的なインデックスファンドを買えば、
利益も出て、節税にもなります。
合わせて、つみたてNISAも始めると良いでしょう。
こちらは節税にはなりませんが。
3.不動産投資、太陽光発電投資などの投資
これらを個人事業で始めるのもありでしょう。
節税ではありませんが、資産運用の観点からです。
ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2021年08月29日 11時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。