市より購入の土地に対する土壌汚染補償金の圧縮記帳について
市より6000万の土地を購入予定ですが土壌汚染があり3000万の補償金として相殺、3000万で購入時に、補償金3000万は一時雑収入となると思いますが、圧縮記帳は可能でしょうか。
税理士の回答

塚本静雄
6000万円の土地が土壌汚染を理由に3000万円値引きされたと考えて、3000万円で購入したと経理すれば良いと思います。
6000万円を土地代金として、3000万円を補償金とするのは、おそらく売主である市の都合にすぎないのではないでしょうか。
ご回答ありがとうございます。契約上、補償金として明記があるので不可と聞いております。まず6000万を支払い3000万が振り込まれます。
よって節税のために圧縮記帳を考えました。
可能でしょうか?

塚本静雄
購入後に土壌汚染が判明したのではなく、購入前から分かっていたのに補償金の3000万円が課税されるのは何だか納得できませんね。税務上、契約書の文言より取引の実態が優先される場合もあるかと思いますが・・・。
なお、課税を前提に考えますと、この補償金は、その支給の趣旨から国庫補助金等には該当しないので、残念ながら圧縮記帳はできないと思います。
本投稿は、2022年06月02日 19時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。