自宅兼事務所で合同会社設立します。家賃光熱費や備品、消耗品について質問です。
合同会社を設立します。
自宅兼事務所で、プライベートで使っていたPCやプリンター、中古自動車をそのまま業務に使用します。
備品にはたいして資産価値はないので、固定資産には計上しないつもりなのですが、そのままで、設立後に発生する消耗品(用紙、インクカートリッジ、ガソリン等)を経費計上するのは問題ないですか?
それとも計上するには何かしらの手続きが必要ですか?
自宅兼事務所は個人名義での賃貸物件です。
家賃光熱費の3分の1程度は経費計上したいのですが、そのためにしなくてはならない手続きはありますか?
例えば名義を設立後に会社名義に変更するなどしなくてはいけませんか?
何人かに聞いたところ、何もしなくても経費計上に影響はない、という意見と、計上するには固定資産にしなくてはならないので任意の割合で固定資産にすべき、という意見とがあり、混乱しています。
ご回答よろしくお願い致します。
税理士の回答

車両や備品は備忘価格1円で計上したほうが分かりやすいと思います。
車両運搬具/役員借入金 1円(または時価)
自宅兼事務所については、何もしなくて大丈夫です。
自宅分以外は、経費算入できます。

まず前提として合同会社の場合個人と違い法人としての取り扱いになります。
個人と法人は人格が違うので原則的には明確に区分しなければなりません。
しかしながら相談者様のように自宅を会社として登記する例は少なくないのですが、
その場合の方法は一つではありません。
何もしなくても経費計上はできると思います。
・個人から法人への売却をする方法があります。
・賃貸借契約を締結してしまうケースもあります。
ただしいずれにせよ契約書は作った方がいいと思います。
何もしないなら使用貸借契約書
売却なら売買契約書
賃貸借なら賃貸借契約書
また自宅兼事務所ですと法人が個人の不動産を利用することになるので、
法人への不動産貸付となります。
その場合個人が法人への貸付を行うので、個人は確定申告が必要になります。
さらに、法人は法人としての確定申告が必要になります。
法人としての確定申告は法人税や地方税の申告になります。
色々大変なこともあるかとは思いますが、その際はご相談いただければと思います。
早速のご回答ありがとうございました。大変参考になりました。
本投稿は、2018年06月12日 08時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。