適正賃借料の算出方法について
来月、個人事業主から法人成りをします。
自宅の1室を事務所として使用していますが、会社設立後は法人と賃貸契約を交わし不動産所得とする予定です。
賃借料の設定をいくらにするかの算出根拠として、自宅近隣の賃貸マンションの家賃相場を大手不動産の運営するサイトを参考にしようと考えています。
その際の計算方法として、
1㎡あたりの平均家賃 × 事務所として使用している平米数
という算出は税務調査の際に有効とみなされるでしょうか?
また、個人事業主のときには共用部も「事業用」に含めて按分計算をしていましたが、法人化後も同様の考え方でよろしいでしょうか?
ご教授のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

藤本寛之
近隣の相場を参考にして、家賃を算定するという方法で良いです。
なお、共用部分の家賃ですが、居住専用部分と事業専用部分との比率で面積按分するのが正しい考え方です。すべて事業用とした場合、家賃が過大に計算されてしまいます。
本投稿は、2019年06月13日 19時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。