事業売却のための法人化について
現在個人事業主として楽天やアマゾン等のECモールに出店しております。
事業譲渡を考えており、その場合にプラットフォームによってはアカウント単体での譲渡ができないため、法人成し、直後に法人毎売却という手段をとろうかと考えております。
そこで質問なのですが、個人事業主が事業売却のためだけに法人化しすぐにその法人を売却するという事は現実的に可能でしょうか?
法人成直後には売却できなかったり、法人成後すぐに売却することのデメリットやなにか注意することがありましたらご助言いただけると幸いです。
税理士の回答

竹中公剛
そこで質問なのですが、個人事業主が事業売却のためだけに法人化しすぐにその法人を売却するという事は現実的に可能でしょうか?
可能でしょうが・・・すぐに法人での売却で、相当の金額での売却されれば、
個人から法人への時点での、売却額も考えないといけないでしょう。
ご回答ありがとうございます。
>個人から法人への時点での、売却額も考えないといけないでしょう。
すみません、こちらの意味がよくわからないのですが「個人から法人への時点での売却額を考える」というのは個人事業から法人成りする際に在庫等の資産を引き継ぐ時の時価評価額を、法人の売却が前提の場合は法人の売却見積額を考慮した額で法人に引き継ぐという事でしょうか?
売却のために法人成りすることになった場合はおそらく税理士さんに法人成りから売却までの流れを全てお願いすることになると思うのですが、売却が前提の法人成りの場合何か計算等が通常とは異なるということでしょうか。

竹中公剛
個人と法人は全くの別人格です。法人なりという甘い言葉に惑わされないでください。
自分の個人の事業を買いたいという法人が出たなら、それ相当の金額で売るはずです。
法人なり後に、その法人をそれ相当の金額で買いたいという法人が出てくるのなら、法人なりの際にも、それ相当の金額での購入となります。
よろしくご理解ください。
本投稿は、2022年06月10日 14時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。