収入減少による経営セーフティ共済の掛金減額、掛け止めについて
フリーランスでライターをやっています。
昨年、大きな仕事が入り収入が増えたため経営セーフティ共済に加入しました。
かなり収入が増えたので、月10万円を前納で納めましたが、今年に入ってこちらの仕事が先方都合で終了となりました。
収入が減ったため、経費算入の必要がなくなり(赤字ギリギリです)経営セーフティ共済を掛け止めにしたいと考えています。
共済のHPでは、掛金総額が掛金月額の40倍になれば掛け止めが可能とあります。
現在の掛金総額は120万なので、掛金を月3万に減額したあとで掛け止めにすれば良いのでしょうか?
共済に電話で問い合わせたのですが「減額後も掛け止めにしないほうが良い」の説明で混乱してしまっています。
また、減額や掛け止めにおける注意点があればご教授お願いいたします。
税理士の回答
竹中公剛
共済のHPでは、掛金総額が掛金月額の40倍になれば掛け止めが可能とあります。
現在の掛金総額は120万なので、掛金を月3万に減額したあとで掛け止めにすれば良いのでしょうか?
共済に電話で問い合わせたのですが「減額後も掛け止めにしないほうが良い」の説明で混乱してしまっています。
丁寧にお話しいて、納得がいくまで、説明を聞き、指導に従ったほうが得ならばそうしてください。
混乱をなくすようにお話ししてください。
増井誠剛
経営セーフティ共済は、掛金総額が掛金月額の40倍に達した時点で「掛止め」が可能となる仕組みです。ご質問のケースでは現状120万円積み立て済みとのこと、月額10万円のままでは40倍=400万円が条件となります。一方、月額を3万円に減額すれば40倍=120万円となるため、理論上は即座に掛止め可能です。ただし、掛止め後は再加入できず、節税効果や将来の共済貸付の利用機会を失う点が注意です。また、減額は申請の翌月以降適用されるため、タイミングを誤ると追加の負担が発生する可能性があります。実務的には、減額と掛止めをセットで検討しつつ、資金繰りや今後の所得見通しと合わせて判断することが望ましいです。
本投稿は、2025年09月22日 16時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







