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検品作業代の売上原価計上について

Amazonで販売を行っており、今年度から個人事業主として青色申告を始めます。

商品の検品作業を家族で行っていましたが、数が増えてきたため外注に出しました。
外注工賃は売上原価として仕訳すると知りましたが、以下のような例の場合どのように仕訳、棚卸すれば良いか分からず、教えて頂けますと幸いです。

例(商品は1種類です):
・1月に商品を100個仕入れ、自分で検品し全数販売(外注工賃なし)
・3月に同じ商品を900個仕入れ、1つ100円で300個の検品を外注し、全数販売(検品費用30000円+諸経費5000円、合計35000円の支払い)
・9月に1つ100円で300個の検品を外注し、12月末までに200個を販売(検品費用30000円+諸経費7000円、合計37000円の支払い)

1年間の同商品の外注工賃別販売数と在庫数
・外注工賃なし:販売100個、在庫300個
・外注工賃35000円:販売300個、在庫0個
・外注工賃37000円:販売200個、在庫100個

上記の場合、外注工賃合計72000円を経費とするのは間違っていると思いますが、全て売上原価に入れるために仕入高としても良いのでしょうか。
また1000個仕入れで1個あたり72円として按分し、期末商品棚卸高は在庫400個×(72円+最終仕入単価)としても良いのでしょうか。
この場合外注に出す度に同じ商品の売上原価が上がって行ってしまう事も気になっております。

ご教授頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。

税理士の回答

①検品に係る外注費を仕入高に計上する処理は、理論的に正しく、問題ないものと思われます。

②仕入諸掛(検品費用)に関する上記のような処理は、一定の合理性があり、その処理を毎期継続していくということであれば、個人的見解としては、問題ないものと思われます。
 仕入単価が検品をするごとに上がっていくのは、ビジネスの実態を反映しており、むしろ当然のことと思われます。

唐澤様
ご回答ありがとうございました。
悩みが解決しました。
このまま進めたいと思います。

本投稿は、2020年12月14日 23時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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