個人事業主白色申告について
個人事業主で白色申告をしています。
年間売上高より仕入れ金額が上回り赤字決済で、毎月、個人の通帳資金から補填して仕入れ支払いをしています。
その場合、確定申告において、補填した金額は収支計算書にはどのように記載したらよろしいでしょうか?
その分は記載せず、マイナスのまま記載するのでしょうか?
税理士の回答

売上よりも仕入れが多かったとのお話ですが、「期末の棚卸」はありませんでしたでしょうか。
売上原価= 前期棚卸高 + 仕入高 - 期末棚卸高 で計算されます。
そして、
売上(収入)金額 - 売上原価 が「差し引き金額=売上総利益」となります。
ただし、仕入れたものが、仕入価格よりも安く売却した場合は「売上原価」の方が高くなる可能性があります(いわゆる「原価割れ」)。
なお、その場合は「収支内訳書」の「本年中における特殊事項」欄に、「大量仕入れた商品が、定価で売れず原価割れで売却した」などのように事情を記載するとよいと考えます
繰り返しますが、昨年仕入れて、年末に在庫となった商品などは「期末棚卸高」として、昨年の売上原価を計算するようにしてください。
本投稿は、2024年03月04日 07時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。