白色申告の廃業について
給与所得がある状態で、趣味で製作したハンドメイド作品を販売しております。
売り上げが上がった年の翌年に、税務署の職員の方に確定申告についてお尋ねしたところで雑所得ではなくて事業所得でというアドバイスをいただき5年ほど確定申告(白色)をしてきました。
しかし、環境が変わり昨年は売り上げゼロでした。今年も売り上げがなさそうなのと、一身上の都合により継続が困難になりましたので、こちらの事業を辞めたいと考えております。
こちらに寄せられた他の相談者様の質問の回答を参考にし、開業届は提出しておりませんが、廃業届を提出する予定でおります。
廃業にともない過去に仕入れた資材や、既に完成していて過去の申告時に在庫扱いにしていた作品等はどう扱ったら良いのでしょうか?ハンドメイド自体を続けることが困難なので資材は廃棄やリサイクルショップ等で買い取りをしてもらいたいと思っております。廃棄や買い取りをしてもらった場合、来年の確定申告では何かを記載する必要はありますでしょうか?
また、在庫の作品は他で販売することができないので廃棄または知人に譲る予定です。
ご回答のほど、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

お世話になっております。
以下の会計処理で進めることになろうかと存じます。
➀ハンドメイド作品・資材に関して収入が発生せず廃棄・知人への無償譲渡した分
廃棄損/商品・材料
②一部資材に関してリサイクル業者に買い取ってもらった分
現預金/売上
仕入/材料
したがって、1年間の全ての副業関連の収入(資材の買い取り代金を含む)を事業収入として集計し、廃棄や譲渡等した商品・材料、その他昨年までの資産の帳簿価額の合計を全額廃棄損として事業経費に計上して、1年間の事業所得を計算することとなります。(マイナス分は給与と相殺できます)
何卒宜しくお願い致します。

また追加の不明点等あれば、遠慮なくお尋ねください。
なお上記の回答内容で、疑問解決済みでしたら、ベストアンサーに区分いただけますと幸いです。
お手数をお掛けして大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします
ご丁寧に教えていただきありがとうございました。どうしようかと悩んでおりましたが、道筋が見えました。
本投稿は、2024年05月08日 18時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。