確定申告の経費について
今年から副業を開始するにあたって昨年12月末頃~8月末まで1つのコンサル(①)、10月中旬から来年の10月中旬頃までさらに1つのコンサル(②)に入会いたしました。
①のコンサルの内容を使って稼いだ期間は今年1月~現在も規模はかなり小さくなりましたが継続中、②は10月中旬から継続して稼いでいるという状態です。
どちらもコンサルの費用の支払いはコンサル開始日頃に一括で行っており、金額は①が約90万円、②が100万円になります。
こちらのコンサル費用を経費とする際に②は可能であると思うのですが、①も経費とすることは可能なのでしょうか。
一番始めに書きましたが副業開始は今年なので昨年の確定申告はしておらず、今年は白色申告で確定申告をいたします。
調べても分からず、教えていただけますと有り難いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
結論から申し上げますと、①のコンサル費用も経費として計上可能です。以下にその理由を詳しく説明します。
1. 事業関連性の確認
コンサルティング費用を経費に計上するための基本的な条件は、支出が事業活動に関連していることです。あなたの場合、①のコンサルの内容を使って今年から収益を得ていることから、①の費用は事業に関連していると判断できます。したがって、①の費用も経費として計上できます。
2. 支払時期の適用
コンサルティングは一括払いで行われたとのことですが、コンサル契約が事業を支えるために役立っている限り、その支払いは発生した年度の経費として計上できます。今年の収入に貢献しているので、経費として計上する正当性があると考えられます。
3. 種類別計上の可否
参考文献によると、コンサルティング費用は「外注費」や「支払報酬料」として勘定科目を使用し、経費計上が行われるのが通常です。
4. 白色申告における取扱い
白色申告の場合でも、事業に関連した支出は経費として計上できるため、正確に記録し算入することをおすすめします。
このように、①のコンサル費用も今年度の収入に必要な経費として認められると考えられます。
ありがとうございます。
経費の日付としましては、実際に支払ったのは昨年の12月20日過ぎ頃ですが、①のコンサル分は1/1で良いのでしょうか。
②のコンサルについては10月中旬〜12月末分を日割りで経費として申告し、1月1日分からは来年の確定申告で経費とする方法で大丈夫でしょうか。
教えていただけますとありがたいです。
(追記)
1月1日 90万
10月中旬の日付 100万を日割りで計算した今年分の金額
このような形で大丈夫であればどちらも経費にしようと思います。
日付等がもし違いましたら教えていただけますとありがたいです。

石割由紀人
結論から申し上げますと、①のコンサル費用も経費として計上可能です。以下にその理由を詳しく説明します。
事業関連性の確認
コンサルティング費用を経費に計上するための基本的な条件は、支出が事業活動に関連していることです。あなたの場合、①のコンサルの内容を使って今年から収益を得ていることから、①の費用は事業に関連していると判断できます。したがって、①の費用も経費として計上できます。
支払時期の適用
コンサルティングは一括払いで行われたとのことですが、コンサル契約が事業を支えるために役立っている限り、その支払いは発生した年度の経費として計上できます。今年の収入に貢献しているので、経費として計上する正当性があると考えられます。
種類別計上の可否
参考文献によると、コンサルティング費用は「外注費」や「支払報酬料」として勘定科目を使用し、経費計上が行われるのが通常です。
白色申告における取扱い
白色申告の場合でも、事業に関連した支出は経費として計上できるため、正確に記録し算入することをおすすめします。
このように、①のコンサル費用も今年度の収入に必要な経費として認められると考えられます。
本投稿は、2024年10月29日 11時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。