白色申告 家事按分 割合について
白色申告の家事按分についてですが、明確に使用した分の割合の示せるような際は10、20%といった小さな割合でも経費に加えることは出来ますでしょうか?
また、按分を計算する際に0.11等、0.28とキリの良い数字ではない数字が出る事がありますが、その際は例えば10%、30%といったようにキリの良い数字にし、按分比率としてお出しすることは可能になりますでしょうか?
初歩的なご質問となりますが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答
こんにちは。
少ない割合であっても家事按分をすることができますが、ある程度正確な根拠を提示する必要があります。
どのような計算過程で10%・20%と見積もったかの計算過程を保存しておくのが良いでしょう。
ご質問にある程度の差については調整の余地があるかと思いますが、23%を30%とするように、大げさな調整は否認されることがありますのでご注意ください。
お忙しいところ、ご返信をいただきましてありがとうございます。少ない割合であっても計算過程を手元に残しておいた上で経費としてあげることが出来るということで安心いたしました。
また按分比率におきましても、僅かな差であったとしたら認められても大きな差は認められないということにおいても理解することが出来ました。
以前例えばですが、18%を20%とし、出すくらいでしたら認められて問題はないというお話を伺ったことがあったのですが、きっちりとした数字を出さなければ認められないのではないかなと、不安になってしまいましたのでお聞きいたしました。
また、恐れ入りますが、もうよろしければもう一点お聞きしたいのですが白色申告で、郵便局で買える切手や、ミニレターを10枚まとめて買った場合、領収書にある購入した日付で一度に経費に入れることは可能でしょうか?残った枚数を貯蔵品という風に扱うというお話もお聞きしたのですが、どのように計上し、どのタイミングで経費としていくか、白色申告の場合の方法等もお教えいただけましたら幸いです。
切手等は原則として使用した分のみ必要経費とすることとされていますので、実際の使用分のみを記帳・収支内訳書に記載することになります。
しかし、一般的な白色申告の事業者であれば金額的にも僅少で、翌月にはすべて使い切ってしまう程度しか手元にないかと思います。このような場合には、購入日に全額必要経費として処理することも一般的に行われているところです。
お返事をいただき、ありがとうございます。原則としては、一度にまとめて購入した分を貯蔵品とし、実際に使用した日付で通信費とし計上していく形が正しいということでしょうか?単式簿記になるので、貯蔵品とし一度にまとめて計上という工程を省いて使用した日付で通信費としてひとつひとつ計上するという形でも認められますでしょうか?
こんにちは。
使用した日付で通信費としてひとつひとつ計上するという形でも認められますでしょうか?
→そのような仕訳で問題ありません。
菅原様、お忙しいところ、ご回答いただきありがとうございました。そのように計上していきたいと思います。感謝いたします。
本投稿は、2025年02月26日 10時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。