年収130万を越えた場合の収入の損益分岐点
今年3月末で自己都合により退職し、3ヶ月の給付制限期間を経て7月末より雇用保険の受給が始まりますが、日額が6000円を越える為、社会保険の扶養からは外れます。現在雇用保険受給の条件内でパート勤務をしており、収入を配偶者控除の範囲内である150万以内になるよう調整していたのですが、前職での1~3月までの収入が100万を越えている為、150万以内に抑えるのが困難になってきました。そんな中「税金や社会保険料を負担しても再び手取り収入が増えていく目安は154万。年収130万をを越えるなら154万以上を目指すとよい」という記事を見付けました。
これはどういうことでしょうか?
本当に154万円以上を目指すと税金や保険料を払ってでも収入増となるのでしょうか?
税理士の回答

仮に、給与収入が160万円の場合、配偶者特別控除は31万円となります。
150万円の控除は38万円で、差額は7万円です。
7万円×ご主人の税率20%の場合は、税額で1.4万円となります。
この1.4万円の税額以上に給与収入が増えると、結果として手取り額は増えると思います。
早速のご回答をありがとうございます。
すみません知識不足で申し訳ないのですが、主人の税率20%というのは何のことでしょうか?また、1.4万の税額以上に給与収入が増えるというのは、結果、収入がいくら以上のことを言うのでしょうか?

ご連絡ありがとうございます。
前年のご主人の給与所得の源泉徴収票はありますか。
源泉徴収税額/(給与所得控除後の金額-所得控除の額の合計額)=税率が計算できます。配偶者特別控除に税率を掛けると、控除の税額が計算できます。
その税額以上に給与収入が増えると、手取り額も増えます。
仮に税率が20%の場合は、収入が150万円+1.4万円以上となります。
説明が難しいのですが、ご質問のとおり、154万円であれば、手取り額は増えると思います。
ご丁寧な回答をありがとうございました。一度源泉徴収票を確認してみます。
本投稿は、2018年07月30日 14時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。