アルバイトの給料が103万を超えてしまった場合
今大学生でアルバイトをしているのですが、現時点(7月)で既に支給額の合計が103万を超えてしまいました。
103万を超えると親の扶養から外れると聞いたのですが、これはつまりどういうことですか?
また、私の親は公務員(小学校教諭)なのですが、この場合どういった弊害が起きますか?
103万・130万の壁についてもよく分かっていないので詳しく教えていただきたいです。よろしくお願いします。
税理士の回答

1.年収が103万円を超えますと親の扶養から外れ所得税・住民税の納付が出ます。そして親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税金の負担が増えます。
2.年収130万円以上になりますと親の社会保険の扶養から外れ、自分で社会保険に加入し社会保険を払うことになります。

1 貴方の給与収入が103万円を超えた場合、親御様の税務上の扶養から外れます。
① 親御さんは、貴方を「税務上の扶養」から外す手続きの必要があるため親御さんにその旨をお伝えください。(最低でも年末調整時に外さなと行けません。)
② 貴方の場合「大学生」とのことでしたので、収入がアルバイト収入だけでしたら、年収130万円までは勤労学生控除が受けられます。
所得税は130万円までの収入であれば、掛かりません。
住民税は、若干ですが課税されます。来年課税通知が届きます。
2 年収130万円を超えた場合、上記「②」の勤労学生控除が受けられなくなるのと、親御様の社会保険の扶養から外れるため、アルバイト先の「社会保険」に入るかご自身で「国民健康保険」に加入する必要があります。
本投稿は、2019年07月29日 01時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。