高校生の業務委託で得た収益について
初めまして。
高校生をしながら、業務委託(WEBエンジニア)でお金を稼いでいたのですが、税金の存在を詳しく知りませんでした。
個人事業主の申請などはなにもしておらず、一個人として案件を請け負っております。
2019年1月から、2,371,066円 ほど稼いでしまったのですが、具体的にどのように納税をしなければならないのでしょうか?
親の扶養から外れてしまうととても面倒なことになってしまうので、できれば外れないようにしたいのと、節税をする方法などがあれば、それも教えていただきたいです。
なお、経費は今出てきたうちで1,055,879円あり、未加算の分も含め、これからも増えることが見込まれます。
何卒、よろしくおねがいいたします。
税理士の回答

1.業務委託(WEBエンジニア)による所得は、雑所得になると思います。他に所得がなければ、以下の様に所得金額が38万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は扶養控除が受けられなくなり税負担が増えます。また、確定申告が必要になります。
2.相談者様の税金の計算は、現時点では以下の様になります。
(1)所得税
収入金額237万円-経費105万円=雑所得金額132万円
132万円-基礎控除額38万円=課税所得金額94万円
94万円x5%=47,000円
47,000円+987円(復興税2.1%)=所得税額47,900円(百円未満切捨)
(2)住民税
132万円-基礎控除額33万円=課税所得金額99万円
99万円x10%=99,000円(所得割)
99,000円(所得割)+5,000円(均等割)=住民税額104,000円
3.今後、業務委託の仕事を継続的に、反復的にされていくのであれば、開業届、青色申告承認申請書を提出された方がよいと思います。青色申告は、青色申告特別控除65万円がありますので節税になると思います。
回答ありがとうございます。
こちら、経費で利益が0になった場合は、確定申告や納税、扶養から外れる必要はどうなるのでしょうか?
何卒、よろしくお願いいたします。

収入金額-経費=所得金額0になった場合は、雑所得の確定申告は不要になり、納税はなく、親の扶養内になります。
本投稿は、2019年10月14日 08時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。