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特別障害者の母を年度途中から別居の私の扶養に入れるとデメリットはあるでしょうか?

実家の父が死亡しました。父母ともに75歳以上の年金生活で住民税非課税世帯ですが、母(特別障害者)を父の扶養から外すと父は課税対象者になると思います。
ただ、父に課税される税金はおそらく数万円程度、一方で私(別居)が節税できる額は20万円以上になると思われるために税制面でのメリットは大きいと考えます。
年度途中で母を私の扶養に切り替えると住民税非課税世帯でなくるため、高額療養費の控除等でのデメリットが気になって悩んでいます。

今年は父には高額な療養費は発生していませんが、母が手術入院をして大きな控除を受けています。母自身の年金額では住民税非課税と思われますが、非課税世帯でなくなることによるデメリットはありますでしょうか?
また、このようなケースでの年度途中の扶養の切り替え自体可能なのかについても教えていただければ助かります。

税理士の回答

そもそも、今年の12月31日現在で、「現在、別居の私」と「特別障害者の母」は、生計を一にしている状態でしょうか。
「母」を呼び寄せるか、「私」が母の住居に住むかはどちらも同じですが、同居していれば原則として生計を一となります。別居していれば、お小遣い程度ではなく、生活費の大半を「私」が負担している状態でないと生計が一になりません。
父が亡くなったことにより、母に遺族年金等が支給されませんか?
母がもらう年金だけで生活しているのなら、生計は別になります。

生計が一にしているとすれば、父の今年の申告は、死亡してから4ヶ月以内に準確定申告が必要かもしれません。年金が年400万円以下で他の所得が20万円以下なら確定申告不要です。
年金の支払者に届け出ている控除対象配偶者を外す場合は、確定申告になりますが、母に所得がなければその必要はないでしょう。
父の扶養(控除対象配偶者)は、死亡時点で判断します。この時点で要件を満たしていれば、父の扶養はそのままです。

一方、「私」の扶養(扶養控除)12月31日に判定します。「私」と「母」が生計を一にしていること、「母」の所得が38万円以下ならば、「私」は、母を扶養の対象にできます。
「父」と「私」は、判定の時期が異なりますから、「父」の扶養に「母」を対象にしても、「私」の扶養に「母」を対象にできます。
もちろん、父の死亡時までの母の所得が38万円以下だったが、12月31日では38万円を超えていたら、「私」の扶養に「父」を加えることはできません。

ちなみに、住民税は翌年1月1日に父は生存していないので、父の今年の所得には、住民税は課税されません。

ご返答ありがとうございます。
母には遺族年金が支給されていますが、すべての年金を合算しても百数十万円のため生計維持のために必要な金額を仕送りしています。

年金の支払者に届け出ている控除対象配偶者を外す場合は、確定申告になりますが、母に所得がなければその必要はないでしょう。


父の収入は年金のみで400万円どころか200万円以下でしたし、母の年金は父存命時は国民年金のみでしたので控除対象配偶者を外す手続きは必要ないという理解で宜しいでしょうか?

父の扶養(控除対象配偶者)は、死亡時点で判断します。この時点で要件を満たしていれば、父の扶養はそのままです。
一方、「私」の扶養(扶養控除)12月31日に判定します。


ということは、今年については母は父死亡時までは父の扶養で、その後私の扶養に切り替わり12月31日時点でもその状態であれば私の扶養にもなるという理解で宜しいでしょうか?

住民税は翌年1月1日に父は生存していないので、父の今年の所得には、住民税は課税されません。


仮に父の今年の所得に国税が課税されることになったとしても、今年と来年の住民税非課税は確定しているので、母の住民税非課税世帯という状態には変更ないと理解しても大丈夫でしょうか?

質問だらけで申し訳ありません。
このようなケースを解説しているサイトが見つからなかったので宜しくお願いします。

母が非課税世帯かどうかを除いて、その理解で大丈夫です。
母が受給している遺族年金は非課税ですから、国民年金のみで課税されることはないでしょう。

「母」と「私」が別の世帯ということであれば非課税世帯です。

特別障害者の母は同居していれば、障害者控除が通常の特別障害者控除の40万円に35万円をプラスした75万円になります。
これとは別に扶養控除(母が70歳未満で38万円、70歳以上で48万円、70歳際以上で同居58万円)があります。
一人で最高133万円の控除です。(75万+58万)
同居は基本的に同一世帯です。世帯分離で別世帯に認めるかは、市町村次第で認めるところがあるかもしれませんが、認められないのが原則です。
同居している場合、世帯分離を認めないとすれば「私」が住民税非課税でないと非課税世帯になりません。

お忙しいところご返信ありがとうございました。
別居の母の場合、父の死亡時点で扶養を外れて翌日より別居の私の扶養に入っても住民税非課税世帯であることには変更には無い様で安心しました。

父の関係では特に何もしなくても死亡日をもって自動的に母の扶養が外れ、そして年金生活の母は今年12月31日時点の状況によっては私の扶養に入れれらるということが分かり光明が見えました。
会社の年末調整は終わった後なので私の確定申告で母を扶養に入れる手続きをしようと思います。
一人の人間が同一年に2人の扶養に入ることが出来るのですね。控除額が変わらなければ2重に控除を受けるようなものですよね。。本当にありがとうございました。

本投稿は、2019年12月07日 17時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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