103万を超えた時の親のやる事と負担について
18歳高校3年生の息子、11月の時点で103万を超えることが確定。
やる事としては息子を主人の扶養から外す手続きと息子に勤労学生控除を受けさせる、
でよろしいでしょうか?
主人の年収は500万程度。
今までなら、源泉徴収で還付金がありましたが、令和2年度分は息子が扶養から外れたことにより、所得税と住民税合わせて7~8万を払うってことであってますか?無知なのですみません。
また主人の来年度のお給料から引かれる所得税と住民税の金額が高くなるということであっていますか?
本当に無知ですみません。
よろしくお願いします。
税理士の回答

1.息子さんの今年の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は扶養控除を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担
(1)所得税 扶養控除額38万円x10%=38,000円
(2)住民税 扶養控除額33万円x10%(定率)=33,000円
3.息子さんの年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受けられます。この控除を受けると、所得税は非課税になります。住民税は、年収が124万円以下であれば、所得割は非課税になりますが、年収が100万円を超えると均等割は課税になります。
4.息子さんが今年扶養から外れると、親の今年の所得税は38,000円増えます。住民税は、翌年の6月からの特別徴収額(給料天引)が年間で33,000円増えます。なお、翌年の息子さんの年収が103万円以下になることが確実であれば、親は令和3年の扶養控除等申告書で扶養に入れることになります。
出澤先生、とてもよくわかりました。
所得税は今年、住民税は来年6月以降にですね。
来年は103万以下にさせて扶養に戻す予定です。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年11月09日 00時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。