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住宅ローン減税と夫婦の割合

はじめまして。
宜しくお願い致します。
住宅ローン減税や登記上の割合について悩んでいます。
私と妻を連帯債務として住宅ローンを組む形になります。
売買契約は終了し、来年3月下旬に引き渡し予定です。
住宅はZEH水準住宅になります。

総額費用
土地2500万
建物1600万
諸費用150万
合計4250万

自己資金
①150万
※私の資金として諸費用に充てます。
②500万
※妻の親からの購入援助として贈与(非課税)され、土地建物代に充てます。

住宅ローン
3600万を借入(仮審査通過)

夫婦の年収(ともに会社員)
私 400万円
妻 200万円

住宅ローン減税を最大限生かす為に、登記上の割合をどうするか?また、その場合、登記の割合とローン借入の割合も一緒にする形で合っていますでしょうか?
分からない事ばかりでかなり悩んでいます。
宜しくお願い致します。

税理士の回答

①登記の割合は負担額で決めます。
具体的には、3,600万円のローンは年収比で2:1。
それに贈与資金500万円を加算。
夫は、2,400/4,100=24/41。妻は、1,700/4,100=17/41
夫婦間贈与を避けるのであれば、この割合の登記とし、ローン控除もこれにします。
連帯債務の割合は、2:1
なお、婚姻期間が20年以上であれば、贈与税の配偶者控除が適用できます。

②奥様の住宅取得等資金の非課税では、建物に奥様の持分が必要です。
また、建物の形態ですが、建売や分譲マンションのケースでは、贈与の翌年3月15日までに完成して取得する必要があります。
なお、注文住宅では、棟上げまで工事が進捗していればOK

③気になるのは、団信です。
連帯債務のケースでは、主債務者のみ団信の場合があります。
従たる方には団信が付かないことが多いようですが、要確認です。
ちなみに、フラット35では、両方に団信が付くようです。

ご回答ありがとうございます。
①登記と同じ割合、すなわち、夫58%、妻42%と住宅ローン控除を設定すれば最大限の減税となるのでしょうか?
税務署や銀行からは夫70%、妻30%くらいが減税がお得ですと言われたもので…。
【登記】夫2870/4100=70%、妻1230(500+730)/4100=30%
【住宅ローン】夫2520/3600=70%、妻1080/3600=30%
とはならないものなのでしょうか?

②妻の親からの贈与は来年にしますので大丈夫そうです。

③団信は夫婦で加入できます。

①の内容について分からない事が多く、お手数おかけしますが宜しくお願い致します。

58と42は、夫婦間の贈与を避けるもの。
減税を優先してはいません。

ご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
夫婦で話し合ってみます。

本投稿は、2022年12月23日 13時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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