連帯債務で借入をした際の、住宅ローン控除のための持分割合について
・収入:夫400万・妻産休前420万、現在産休中30万(今後時短勤務にて産休前の収入に戻ることは難しいです)
・土地住宅額:4000万
・住宅ローン借入:3000万(連帯債務で夫が主。返済割合は金融機関から決めなくても問題ないと言われました。)
・頭金:夫150万、妻870万
住宅ローン控除の割合は登記の持分までになると思いますが、控除を最大限に生かす登記の持分は何対何にしておくのが良いでしょうか。
税理士の回答

借入金額3,000万円をそれぞれの収入で按分すると、
ご主人 3,000万円×420万円÷(420万円+30万円)=2,800万円
奥様 3,000万円×30万円÷(420万円+30万円)= 200万円
これにそれぞれの自己資金を加えると、
ご主人 150万円+2,800万円=2,950万円
奥様 870万円+200万円=1,070万円
をそれぞれ出資することになります。
したがって、それぞれの出資割合は、
ご主人 2,950万円÷(2,950万円+1,070万円)=73.16%
奥様 1,070万円÷(2,950万円+1,070万円)=26.84%
となりますので、この割合を参考に各人の持分(分数)を決定し、所有権登記して下さい。
なお、上記の割合と登記持分の差×(2,950万円+1,070万円)が110万円を超える場合は、登記持分>上記割合となる方に贈与税が課税されます。
本投稿は、2023年09月27日 16時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。