住宅ローン控除における不動産(建物)登記謄本の必要性についての質問です
50年前に親が建て当初は家族で住んでいた住宅で、20年前に親が死んでから空き家になっていたものを、昨年私がリフォームして住み始めています。このリフォームに際して10年間払いでリフォームローンを組んだので、増改築にともなう住宅ローン控除を受けたいと考えています。
税務署へ行って控除申請に際して必要となる書類を確認したところ、リフォームした建物の登記謄本だけが不足していることが判明しました。親が住宅を建てた際に借金等をしなかったこともあり、建物を登記しないまま今日に至っていたのです。ここで質問です。
1)登記謄本無しで住宅ローン控除を受ける方法はありませんか。代替できるものがあれば良いなと思っています。なお、私はこの20年間ずっと空き家となっていた住宅:建物の固定資産税を払い続けています。
2)控除を受けるには登記謄本が必要不可欠である場合、これから建物の登記をして、来年度に住宅ローン控除をうけること可能でしょうか?可能な場合は、初年度に遡って控除金額を算出し控除を受けられますでしょうか?
長文となりましたが、ご回答いただけますよう、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

渡辺江利子
1)住宅ローン控除を受ける場合、登記謄本は必要です。
建物の登記は建築後もしくは増改築後、1か月以内にすることとされています。
司法書士にご相談されることをお勧めいたします。
2)住宅ローン控除はご質問者様が給与所得者等で
今年度において確定申告をされていない場合には、
初年度に遡って控除を受けることが出来ます。
今年度、既に確定申告書を提出した場合には、2年目からの
適用になります。
ありがとうございました!とっても良く理解できました。
本投稿は、2019年04月03日 01時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。