賃貸併用住宅 建物配分について&住宅ローン控除について
現在賃貸併用住宅を設計中のものです。
設計も終わり、
登記・ローン審査などが始まるのですが、
建物の配分についてどうするか悩んでいます。
夫婦ともに会社員で、夫1200万妻700~600万位の年収です。
建物は4300万位で賃貸部分は1/3です。
こちらのサイトを見ていると年収の低い方に収入を上乗せさせた方が
税金が安くなると書いてあり、妻を多くした方がいいのか迷っています。
オススメの配分はありますでしょうか。
また、住宅ローン控除をうけるつもりで
ローンの金額を決めていたのですが
賃貸併用住宅の場合
住宅ローン年末残高×1%の計算の
「住宅ローン年末残高」から賃貸部分の1/3が引かれるのでしょうか。
ご教授よろしくお願い致します。
税理士の回答

田村真希
はじめまして、税理士の田村と申します。
ご質問の件ですが、
家賃収入の事のみを考慮した場合、
夫様の年収の方が高いため、奥様が多く保有した方がよいこととなります。
ただし、これは全て自己資金で建物を購入し、借入れをしない場合の理想論となります。
また、住宅ローン控除を適用する場合、書かれているとおり賃貸部分相当1/3の適用はございません。(1/3相当の借入金利息は、家賃収入の経費となります。)
税金のみを考慮すると、金融機関から借入れを行い住宅ローン控除を受けるようですので、奥様が住宅ローン控除を適用できる範囲で、なるべく多く保有することが望ましいです。
しかし、ライフスタイルの変化等ご状況を勘案し、税務上のメリットを最優先するのではなく、保守的な金額(夫様が多く保有する)とすることも一つの考えかと存じます。
相談にのっていただきありがとうございます!
わかりやすく大変参考になりました。
本投稿は、2019年09月19日 00時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。