医療費控除対象額の記載のない領収書は、医療費控除の対象とならないのか?
お世話になります。
確定申告で医療費控除をうけようと思っています。
介護施設を利用しています。
A施設の領収書には、医療費控除対象額の記載があるのですが、
B施設の領収書には、医療費控除対象額の記載がありません。
受けているサービスは同じだと思うのですが
B施設の領収書は、医療費控除の対象にはできないのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

介護施設によって、医療費控除の対象となる金額に違いがあり、
また、その施設で受けるサービスによっても医療費控除の対象となるものとそうでないものがあります。
例えば、日常生活費(理美容代やその他施設サービス等において提供される便宜のうち、
日常生活においても通常必要となるものの費用で、その入居者に負担させることが適当と認められるもの)は医療費控除の対象外です。
指定介護老人福祉施設等が発行する領収書に、医療費控除の対象となる金額が記載されます。
具体的にどのようなサービスを受けたのかわかりませんので、医療費控除の対象となるかどうか判断がつきませんが、明細等を確認のうえ、
施設の方に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
なお、国税庁のHPに具体的に記載がありますので、参考までにご確認ください。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1125.htm
本投稿は、2016年02月09日 11時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。