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身体障害者の「自由診療と交通費」の確定申告

体幹機能障害の身体障害者2級で車椅子に乗っています。旅客鉄道株式会社旅客運賃減額(第1種)
無職ですが、毎年、etaxで確定申告をしています。

この度、東京のクリニックでしかできない(再生医療)自由診療を受ける予定です。かかる費用は次の予定です。
<自由診療費> 220万円~385万円(税込)(通院は4回~7回だと思います)
<交通費>
・自宅~浜松駅 タクシー
・浜松駅~品川駅 新幹線 /介助者あり/車椅子利用可能の指定席を利用する予定
・品川駅~クリニック タクシー

●質問
 <交通費>も医療費に含める事ができると思いますが、
 タクシー代
 障害者(本人)の新幹線指定席代
 介助者(妻の)の新幹線指定席代 を全て含めることができますか?

税理士の回答

こんにちは。
医療費控除で認められる交通費は、「関連する人的役務の提供の対価」で通常必要であると認められるものが基本となります。
ご質問者様の場合、タクシーについても新幹線についても領収書を発行できますし、介助者様の付き添いが必要なのは明白と思われるので介助者様の交通費も認められると思われます。
クリニックで診療した日付とタクシーや新幹線を利用した日付が照合でき、またこれらを医療費控除の明細に記載されるときは、診療をうけたクリニックの医療費を記載した次の行に、これら交通費をまとめて「上記の診療をうけるために利用した交通費」として記載されるといいでしょう。
参考までに、国税庁タックスアンサー№1122の3のところを参照してください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm

診療を受けるための通院費は医療費控除の対象となります。
従って、タクシー代、新幹線料金も対象となります。通院費は本来本人分に限定されるのですが、身体障害者2級の指定を受けている状況から付き添いがないと通院ができない状況にある場合は付添人の交通費も含めて差し支えないと考えます。

よく分かりました。
ご丁寧な説明をしていただき、ありがとうございました。

本投稿は、2021年04月22日 14時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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