副業の確定申告、住民税申告について
現在、会社員で副業を考えています。
正社員の副業はあまり良い事では無いとは思いますが、事情もありクラウドソーシング(デザイン関係のコンペ、ランサーズサイトなど)を活用して副業を考えています。
年間5万円〜10万円程の収入を予定しております。
その為、雑所得がある場合は確定申告、住民税の申告が必要という事は承知しておりますが、現在勤務先の会社では社員全員が個人で福島に義援金(3万円)を寄付しており、確定申告時期になると会社でお付き合いしている税理士の方が社員全員の義援金寄付の分の確定申告をしてくれています。
その為、会社に副業を知られないようにするには私だけが個人で確定申告をしますとも言えないの状況です。
なんとか会社に知られずに住民税・確定申告をしたいのですが何か方法はございますか?(現在住民税は特別徴収で給与引きおとしです。)
確定申告は義援金の申告だけを会社にそのままお願いして、雑所得分は市に住民税申告して普通徴収にするだけでも大丈夫でしょうか?
宜しくお願い致します。
税理士の回答

雑所得を所得税で申告せずに住民税だけ申告するということはできませんので、会社の顧問税理士さんが通常の確定申告をされた後に、ご自身で所得税の「修正申告書」を税務署に提出されてはいかがでしょうか。
税務署に修正申告書を提出すれば、住民税に関するデータが自動的に市区町村に送付され、市区町村ではそれをもって住民税の更正を行うことになっています。
なお、「会社に知られずに・・・」ということを貫くためには、当初の確定申告の際に、第2表の「給与所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」という欄がありますので、そこを「自分で納付」を選択しておくことが必要になります。その点はご留意ください。
回答ありがとうございます。とても参考になりました。
確定申告時期がきましたら確定申告後の「修正申告書」を提出するようにしてみます。
修正申告書については確定申告期間の3月15日を過ぎて提出しても問題ないでしょうか?

修正申告書の場合には申告期限(3/15)後の提出になります。
もし、申告期限前に提出する場合には「訂正申告」(確定申告書の出し直し)になります。期限内に同一人から複数の申告書が提出された場合には、提出日の新しい申告書が効力を持ちます。
住民税に関する欄(第2表の「給与所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」の記載)も考えますと、訂正申告の方が確実かもしれませんね。
修正申告に関しましては下記サイトをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2026.htm
宜しくお願いします。
詳しく回答いただきありがとうございます。
大変助かりました。
できれば「訂正申告」の方で申告できるようにしたいと思います。
本当にありがとうございました。
本投稿は、2015年05月11日 16時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。