副業の事業所得について
会社から給与所得を得ています。
副業を開始しようとしています。副業を開始する為に、準備に70万程度かかっています。(撮影機材や、講習会の出席等です)
実際、事業を開始しても今年は、売上が出る見込みはが無い状況なので準備の費用がそのまま赤字となる予定です。
開業届を出す事で事業所得で申告すると、確定申告時に、赤字分を会社の給与所得からマイナスし節税できると聞いたのですがその通りでしょうか。
上記、その通りであれば、売上が無い状態(売上0円)でも、事業所得の申告ができるのでしょうか。
よろしくお願いします。
税理士の回答

寺尾諭
赤字分を会社の給与所得からマイナスし節税・・・
事業所得の赤字は給与所得等他の所得の赤字と損益通算可能です。
売上が無い状態(売上0円)でも、事業所得の申告ができるのでしょうか。
厳密に言いますと、開業準備が整っているにもかかわらず、売上が0なのか、そもそも開業準備中で売上が0なのかで違って参ります。
前者では努力はしていますが、売上0ですので、かかった経費分、事業所得が赤字となりますが、後者は開業準備途中の為、かかった経費分は開業費としていったん繰り延べをして、売上準備が整った期間以降で償却していくのが適当かと存じます。
質問者様は開業準備中であり、売上見込みがない状態と言うことですので、経費をいったん開業費として計上、開業後に償却というのがよろしいかと存じます。
回答ありがとうございます。
開業費という計上で開業後に償却できる事承知しました。
開業届はまだ未提出なので、今年分(2018年2月~3月)の確定申告はせず、従来の所属している会社で年末調整。
来年、開業届を提出して来年分(2019年2月~3月)の確定申告で、今年掛かった経費を開業費として計上という事ができるのでしょうか。
今年掛かった経費を2019年2月~3月に計上する事はできるのでしょうか。
お手数ですがよろしくお願いいたします。

寺尾諭
実際に開業にかかった経費であれば、前年分でも計上可能です。
回答ありがとうございました。開業費として来年計上する事にします。
本投稿は、2017年10月30日 00時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。