法人の確定申告の時期について
法人の確定申告の時期について質問です。
原則として各事業年度終了の日の翌日から2月以内に、確定申告書を提出ということは存じていますが、実務上2月目(例えば3月決算なら5月)に申告することが圧倒的に多いと感じます。
1月目(例えば3月決算なら4月)に申告するということは通常やらないのでしょうか?
もしそうなのだとしたら理由は何なのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

法人の確定申告は、株主総会等で承認された決算を基に行いますが、その株主総会等が決算日から1ヶ月以内に行われないのが普通であることです。
定款等で、普通は3ヶ月以内に株主総会等を行うと規定していると思います。3ヶ月目に確定申告するには、一定の手続きと利子税等の納付が必要になるので、2ヶ月以内が多いのです。
あと、実務的な面から言うと、1ヶ月以内に決算数値を確定させることは容易ではありません。未収や未払の金額、特に未払のものは相手先からの請求書で確認しますが、確認のための請求書、結構遅かったりします。
上場企業等であれば、監査法人等の監査もあり、株主総会通知など手続き的な面から1ヶ月以内に終わらせることは不可能です。
長谷川様
ご回答ありがとうございます。
小規模な合同会社(一人会社のような)などでしたら、その限りではないという感じでしょうか?

繰り返しますが、実務的な面から言うと、1ヶ月以内に決算数値を確定させることは容易ではありません。未収や未払の金額、特に未払のものは相手先からの請求書で確認しますが、確認のための請求書、結構遅かったりします。
例えば、電話、電気など請求書、いつ来ますか?
決算日直ぐに決算がまとまらないのが普通です。
本投稿は、2023年02月03日 00時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。