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確定申告(損益通算や繰越控除)の国民健康保険料等への影響について

異なる証券会社で取引した株式や投資信託の譲渡益と譲渡損を損益通算するために確定申告をしたいと考えておりますが、翌年の国民健康保険料や介護保険料への影響についてご教示いただきたくよろしくお願いいたします。

質問1.異なる証券会社間の損益通算の結果がマイナスになる場合も、翌年の国民健康保険料や介護保険料への影響は生じますか?

質問2.前年までに確定申告して繰り越されている損失と相殺する場合(繰越控除について)ですが、翌年の国民健康保険料や介護保険料への影響を考えなければならないのは、相殺する前の金額でしょうか?相殺した後の金額でしょうか?

恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

税理士の回答

田中友也

質問1:影響ありません(質問2参照記載のとおり、翌々年の国保に影響します)
質問2:国保への影響は、損失繰越後の所得で判定することになります。前年度に繰越損失があり当年度に損失控除した場合には、翌年の国保の計算上考慮されることになります。

早速ご回答をいただきありがとうございます。

質問1の件:翌々年の国保に影響するのですね。損益通算の結果がマイナスということは、当該損益の確定申告を行わない場合と比較して国民健康保険料が減る方向への影響ということでしょうか?デメリットとなる場合も考えられますでしょうか?

質問2の件:翌年の国民健康保険料に、繰越損失と相殺したあとの金額が影響するのですね。なお、質問1のケースは「翌々年」の、質問2のケースは「翌年」の国民健康保険料の計算に影響するという違いがあるということでしょうか?

田中友也

質問1:マイナスの所得を加算することになりますのでデメリットは特にないと思います。
質問2:国保は確定申告年度の翌年に影響するということになります。

再度ご回答をいただきありがとうございます。
おかげさまで、質問1、2ともに疑問点が解消いたしました。

1.異なる証券会社間の損益通算の結果がマイナスになる場合の確定申告では、国民健康保険料へのデメリットは特にないということ。
2.前年までの繰越損失との関係については、「繰越損失と相殺した後」の金額で国民健康保険料が判定されるということ。
3.確定申告年度の「翌年」に国民健康保険料への影響が生じるということ。

以上3点を理解しました。
どうもありがとうございました。

本投稿は、2023年12月09日 13時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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