副業による確定申告
お世話になります。
私は一般企業で働いています。
副業としてアフィリエイトを行っており、
平成29年の収入が本業を超えました。
知り合いから「本業があっても青色申告ができる」
と聞いたのですが本当でしょうか。
本業があるのに青色申告をすることのデメリットはありますか?
(会社に知られるなど)
また、青色申告をするとなると帳簿をしっかりつけないといけないと思いますが、
簿記の資格もないため、少々不安です。
大変むずかしいのであれば
今年は白色申告でもいいかな・・・とも思っております。
どうぞご教示のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

はじめまして、税理士法人としま会計の嶋根です。
事業所得としての届出と青色申告の承認申請をすれば、青色申告が可能です。
(事業として認められない場合は雑所得となります)
青色申告は正確な帳簿付けをすることへの特典ですので、白色と比較したときにデメリットは特にありません。
副業が会社にバレる可能性としては、青色申告白色申告は関係なく、住民税の額が会社の給与から推測される額より大きくなってしまうことです。
二表下にある住民税のチェック欄を「自分で納付」にチェックすることで、事業所得分の住民税は給与から天引きではなく自分で納付することができますので、会社にバレないようになります。
どうぞよろしくお願い致します。
嶋根さま
早急なご回答をありがとうございます。
もう少しご質問させていただけると幸いです。
1.
青色申告が初めてで帳簿付けに不安があるのですが、
会計ソフトを使う方が多いと思います。
できれば無料で個人で帳簿付けをしたいのですが、
書式や書くべきことなど決まっているのでしょうか。
エクセルなどで自分で作ってもいいのでしょうか。
2.
アフィリエイトの場合、報酬発生→確定→銀行口座へ入金までタイムラグがありますが、
どの時点で収入と考えるのでしょうか。
3.
アフィリエイト用のブログで商品のレビューをした場合、経費に入れられるものと入れられないものの判断基準はありますでしょうか。
以上度々お手数おかけし、大変申し訳ございませんが何卒よろしくお願いいたします。

追加のご質問ありがとうございます。
1.青色申告の場合、原則的に複式簿記によるBS・PL(貸借対照表・損益計算書)の作成が必要になりますので、エクセルでの帳簿作成は無理ではないものの、会計ソフトを使った作業よりハードルは高くなりそうです。(そこにかける時間と労力を考えると、会計ソフトが安く感じられるかもしれません。)
2.報酬が確定した時点で収入と考えます。
3.事業用だけに購入したものであれば経費として問題ないかと思いますが、その後プライベートで使用することもあるかと思うのでその場合100%経費にはなりません。説明できる範囲内で経費計上します。
どうぞよろしくお願い致します。
嶋根様
お忙しい中ご回答いただきありがとうございます!
丁寧な回答で嬉しかったです。
ありがとうございました。
本投稿は、2018年02月08日 10時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。