住宅ローン控除について
昨年、土地と住宅を購入し住宅ローンを借りたため、住宅ローン控除を受けるために国税庁の確定申告書作成コーナーを利用して書類を作成しています。
持ち分の関係で、入力の仕方・考え方がわからなくなったため、教えてください。
【前提条件】
借入額:3,500万円(夫婦で連帯債務)
年末の借入残高:3,450万円(残高証明書の内訳は「住宅及び土地等」)
土地代:1,000万円(夫の単独持分)
建物代:3,200万円(夫婦それぞれ1/2持分)
自己資金:700万円(夫婦それぞれ350万円負担)
この場合、夫の確定申告書類はスムーズに作成できたのですが、妻の確定申告書類についてわからなくなりました。
建物にのみ持分があるため、建物のみ購入したという形で進めていったのですが、借入額(3,500万)が建物代(3,200万)を上回っているため、自己資金額にマイナスを入れないと数字が一致せず、エラー表示がでてしまいます。
この場合、自己資金額にマイナスを入れるというやり方でよいのでしょうか?
それとも他にやり方・根本的な考え方の誤り等はあるのでしょうか?
税理士の回答

藤本寛之
住宅ローン3,500万円は連帯債務とされ、当事者間での債務負担割合は50%ずつと決めておられますか?
土地と建物の権利割合に応じて、住宅ローンの債務負担割合を計算すると以下のとおりになります。
(夫)土地1,000万円+建物1,600万円-自己資金350万円=2,250万円
(妻)建物1,600万円-自己資金350万円=1,250万円
債務負担割合を2250/3500(64.285‥%)と1250/3500で計算すれば、計算できると思います。
(注)国税庁ホームページの確定申告書作成コーナーで住宅借入金控除の処理をあまりしたことがないので、割り切れないパーセンテージで申告書を作成できるかどうかは分かりません。
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/06/36.htm
どうもありがとうございました。参考にさせていただきます。
本投稿は、2018年02月11日 17時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。