複数年にわたって確定申告をしていない - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 複数年にわたって確定申告をしていない

複数年にわたって確定申告をしていない


個人事業を営んでいたのですが、
身体を壊してしまい複数年にわたり確定申告をしていません。
いつから申告していないのかも忘れてしまいましたが、5年以内だと思います。
質問ですが、
・収入がマイナスであれば確定申告は必要ないか。
・マイナスを証明するために帳簿を付ける必要があるか。
・事業内容を確認する回答書が税務署から送られてきたが返す必要があるか。
などです。
予定納税分も納税しておらず数年前にその差押えも受けました。
税務署から「お前の口座の動きは全てわかってるからな」と言われ、
全てわかっていれば収入が無い事くらいわかると思うのですが、
とにかく申告に対してかなりやる気をなくしてしまい今に至ります。
体調が回復してきたので今の内にやるべきことをやり片づけたく質問させて頂きました。

税理士の回答

収入がマイナスであれば確定申告は必要ないか。
収入がマイナス、すなわち所得が赤字の場合でも、所得税の確定申告を行うことは重要です。赤字申告を行うことで、翌年以降に繰越控除を適用することができ、将来の利益と相殺することができます(所得税法第72条)。したがって、収入がマイナスでも申告を行うべきです。

マイナスを証明するために帳簿を付ける必要があるか。
青色申告をしている場合、帳簿を整備し、正確な計算根拠を示すことが重要です。帳簿がないと赤字を証明することが難しくなります。白色申告の場合も簡易簿記ながら記録を残しておくことが推奨されます。帳簿は通常7年間保管する必要があります(所得税法施行令第87条)。

事業内容を確認する回答書が税務署から送られてきたが返す必要があるか。
税務署から事業内容確認のための回答書が送られてきた場合、適切に記入して返送することが求められます。これを無視すると、後に税務調査などを受ける可能性が高まります。まずは事業状況を整理し、誠実な回答を心がけましょう。

本投稿は、2024年09月16日 02時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,849
直近30日 相談数
798
直近30日 税理士回答数
1,605