カメラ売買に際する確定申告の有無に関して。
以前に140万円ほどのカメラを購入しました。
しかし、そのカメラをカメラショップに売ろうと思っています。買取価格は100万円ほどになりそうです。大きな額となるため確定申告は必要になるでしょうか?
100万円ほどのお金が口座に増えるため、何かチェックされてしまうのではないかと、売買を戸惑っている状況です。
ちなみに手元には買った時のレシートなどは保管してあります。
税理士の回答

石割由紀人
カメラの売買に際して確定申告が必要かどうかは、購入時の価格と売却時の価格を比較した利益の有無によります。
1. 損益通算
あなたが140万円で購入したカメラを100万円で売却する場合、この取引に関しては40万円の損失が生じます。この場合、課税の対象となる所得は発生していないため、一般的には確定申告の必要はありません。しかしながら、他の資産の売却利益と損益通算を行いたい場合などには、申告が有益になる場合があります。
2. 非課税の可能性
一般的に、個人が私的に使用している資産を売却して損失が出た場合は、税務上、申告の対象にはなりません。しかし、事業用や投資目的で取得した場合には、所得税の計算に影響を及ぼす可能性があります。
3. レシートの保管
カメラの購入時のレシートを保管していることは、税務署から問い合わせがあった場合に備えて重要です。購入金額の証明ができるため、売却時の損益計算を正確に記録できます。
本投稿は、2024年11月01日 17時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。