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物販の会計処理 個人事業主 仕入れ計上について

現在、物販の利用している方へ資金を提供し、
手数料を徴収しております。
個人事業主 白色申告です。

①物販仕入分は資金提供し、各店舗で物販事業を行ってもらっている
※資金提供はクレジットカードをお渡し(クレジットの引落は私自身)

②物販の売上金は各店舗に入金になるため、受注売上一覧に対応する仕入金額+仕入×2%の手数料を上乗せして請求書を発行し、請求している

①②から最終的に利益は仕入の2%のみとなります。

上記の場合計上方法が下記になります。

請求書金額の仕入+仕入の2%を売上として計上し、
仕入分を「仕入」として計上する

ここで「仕入」についてはAmazonからの仕入であり3パターンの拾い方があり、どれを利用するか迷っておりますのでご教授いただきたいです。
1.Amazon仕入データ(発送日ベース)
2.クレジットカード引落データ(引落ベース)
3.②の受注一覧に対応する仕入金額(受注売上に対応する仕入)

上記②の請求書が3.受注一覧に対応する仕入に対して2%上乗せして請求しているため
請求=売上に対応する仕入を計上するのであれば3.が正しいのかと思っております。
1.のAmazon仕入データをそのまま使う方が8%10%適確請求書有無しが明確であるためそのまま使いたいですが、日付が売上に対応しないためいくつか月連れがおこります。

以上、恐れ入りますが仕入計上方法について教えていただけますと幸いです。

税理士の回答

以下、回答させて頂きます。

売上と仕入の計上
・売上については、現在行われているとおり、各店舗に請求している「仕入金額+仕入×2%の手数料」を売上として計上するのが適切です。
・仕入の計上方法については、提示された3つのオプションのうち、最も適切なのは3番の受注一覧に対応する仕入金額(受注売上に対応する仕入)とする方法です。

この方法を選択する理由は以下の通りです。
・売上と仕入の対応関係が明確になります。
・期間損益計算の観点から、売上に対応する仕入を同じ期間に計上することが望ましいです。
・請求書の発行基準と一致するため、会計処理の一貫性が保たれます。

他の方法の問題点
Amazon仕入データ(発送日ベース):
・売上と仕入の期間のずれが生じる可能性があります。
・実際の販売と関係なく仕入を計上することになり、在庫の管理が複雑になる可能性があります。

クレジットカード引落データ(引落ベース):
・引落日と実際の仕入日、販売日にずれが生じる可能性が高く、適切な期間損益計算が難しくなります。
・クレジットカードの締め日や支払日によっては、月をまたいだ取引の処理が複雑になる可能性があります。

大変わかりやすいご回答をありがとうございました。

本投稿は、2025年01月12日 23時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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