確定申告 学生アルバイトの給料と海外FXの利益
確定申告する際に納税する金額の確認をして頂ければ幸いです。
今年の3月まで学生、親の扶養に入っています。
去年、アルバイトの収入が67万円、海外FXの利益が135万円(雑所得)でした。
この場合、67+135🟰202万円の収入
給与所得
収入金額67万円-給与所得控除額55万円🟰給与所得金額12万円
雑所得
収入金額135万円(経費なし)🟰雑所得金額135万円
合計所得金額147万円。
所得税
147万円ー基礎控除額48万円🟰課税所得額99万
99万円✖️5%🟰49500円 1
住民税
147万円ー基礎控除額43万円?🟰課税所得金額104万円
104万円✖️10%?🟰104000円 2
よって、納税する額は、(1➕2)の
🟥153500円で合っているでしょうか。
また、プラスで払わなければいけない税金などあれば教えて頂きたいです。
税理士の回答

石割由紀人
質問いただいたケースでは、所得税と住民税の計算にいくつかの見直しが必要です。
1. 所得税:
- 所得税の課税所得額の計算は正しいですが、雑所得に対する経費控除が考慮されていない場合、135万円全額が雑所得として計上されます。雑所得と給与所得の合計後、基礎控除48万円を引いた99万円が課税所得です。この課税所得に対する税率が5%で、所得税額は49,500円です。また、復興特別所得税(所得税の2.1%)を考慮し、これに加えます。
2. 住民税:
- 住民税の基礎控除は43万円であり、計算として147万円-43万円=104万円が課税所得です。この額に住民税率10%を適用しますが、均等割(約5000円)が追加されます。自治体によって異なる均等割が発生するので、最終的な納税額は住民税104,000円に均等割を加えたものです。
上記計算を考慮すると、所得税と住民税を合算し、さらに復興特別所得税と均等割を加えた最終納税額を確認することが重要です。
早急の返信ありがとうございます。
とても丁寧な説明ですぐに理解することができました。
復興特別所得税と均等割については、把握できていなかったので、自分でも勉強してきます。
この度は、お忙しい中ありがとうございました!!
本投稿は、2025年01月13日 00時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。