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15日締めの場合

当方2023年度分まで白色で2024年度から青色にします。
今までは15日締めの取引先があり、たとえば2023年11月15日から12月15日までの未払はそのまま2024年1月5日にまとめて入金し記帳もその単位でしてきたのですが12月は2回に区切って記帳するのでしょうか?色々読んだりしてもさっぱり分からず…よろしくお願いいたします。
(2023年以前も区切って処理したことがなく…)

税理士の回答

決算月は、〆後取引の分を抽出して計上することになります。
 本来なら遡って訂正が必要ですが、とりあえずは令和6年の12月分から正しくしていくようにしましょう。

【例】
 12月15日〆分の請求が20万円
 1月15日〆分の請求が30万円 内12月末までの分が15万円の場合

〈仕訳〉  
  12/15  売掛金 20万円 /売上高 20万円
  12/31  売掛金 15万円 /売上高 15万円 摘要に「〆後12月分売上」と記載

   1/5   現預金 20万円 / 売掛金 20万円  (12/15〆分の入金時の仕訳)

  12/16~1/15〆分の計上の仕方にとっては2種類方法があります。
  ① 1/15  売掛金 30万円 / 売上高 30万円 と計上する場合
     ※適用に「12月〆後分含む」と記載すると良いと考えます。
    1/1に期首仕訳として
       売上高 15万円 / 売掛金 15万円 摘要に「前年〆後計上分売上高」と計上し、前年計上した売上などが重複することを防ぎます。

  ② 純粋に1月分を抽出し
    1/15 売掛金 15万円 / 売上高 15万円 摘要に「請求30万円のうち今月分15万円」と記載すると良いでしょう。
 

2023年分は白色申告、2024年分から青色申告の場合、15日締めの未払金処理は以下のようになります。

2023年11月16日~12月15日分: 2023年分の売上として計上し、2023年分の未払金として処理。入金時に未払金を消し込みます。
2023年12月16日~12月31日分: 2024年分の売上として計上し、2024年分の未払金として処理。入金時に未払金を消し込みます。
白色申告でも発生主義での記帳が認められていますが、青色申告では原則として発生主義での記帳が必要です。そのため、2023年12月分の未払金は、2023年分と2024年分に分けて計上する必要があります。

回答ありがとうございます。
大変簡潔にわかりやすいです。
なかなか慣れるまで時間がかかりますがやってみます。

本投稿は、2025年02月01日 09時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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