源泉徴収税額の欄
個人事業主です。
手引きを読むかぎり、申告書の第一表の源泉所得税額の欄は、決算整理仕訳で計上した売掛金の源泉徴収税額も含めるという理解なのですが、その場合支払調書がもらえない取引先からの売上分の源泉徴収税額も含めなければなりませんか?
もし含める場合、それが納付されたどうかをどうやって把握すればよいのでしょうか。取引先は単発の取引先なので給与のように支払調書の内書きで把握することができません。
手引きには納付された場合は別途、源泉徴収税額の納付届出書を提出しろと書いてありますが、そもそも「納付されたかどうか」なんてこちら側ではわかりません。
税理士の回答

石割由紀人
個人事業主の確定申告、源泉徴収税額の取扱いです。原則、支払調書に基づいて申告書に記載します。支払調書がない場合は、まず取引先に源泉徴収の有無と税額を確認。契約書等も確認し、それでも不明なら帳簿から概算で計算します。取引先が納付したかの確認は不要です。納付届出書は源泉徴収義務者が使うもので、売上に対する源泉徴収税額の納付には使いません。
本投稿は、2025年02月07日 20時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。